看護師の悩みに専任アドバイザーが答えてくれる評判の良い転職サイトと転職を成功させるためのポイントを解説

看護師が円滑に転職できる求人サイトTOP3と重要ポイント

3つの評価軸で”良い”求人サイトを利用すべき理由とは?

「仕事を辞めたい」、そう考える看護師は全体の74.9%といわれています。仕事に不満があっても転職を踏み出せない理由はさまざまですが、転職サイトを利用することで、そのハードルを飛び越えて転職を成功させることが容易になります。(参照)日本医療労働組合連合会 「2017年看護職員の労働実態調査結果報告

 

転職を考えるきっかけは、大きく

  • 労働時間
  • お金
  • やりがい
  • 人間関係

に分けられるといわれています。これらはよく病院側だけの問題としてとらえられますが、実は看護師によっても理想とする仕事のレベルが変わってきます。「高給与で残業が少ない求人」ときくと理想的な条件ですが、現実的には単純な枠にあてはまらず、やりたい仕事ができなかったり、良好な人間関係が築けなかったりと不満が出てしまうのです。

 

転職を成功させるには、職場側・看護師側の両方を考える必要があるため、一概に容易ではありません。看護師自身の問題として、自分の中で何を重視しており、どうキャリアを進むべきか正解を見つけられていないことが大きいです。例えば、40代にさしかかって役職付きポジションで専門性を極めた上で給与アップを考えたいなど、転職にかける想いはさまざまです。

 

看護師自身の希望・不満・不安・将来像を、よく考慮した転職活動を進める必要があるので、自分ひとりでやろうとすれば転職のハードルは上がっていくばかりです。忙しい毎日を送っているのであれば、なおさら転職にエネルギーをかけられません。

そのような看護師の転職を成功させるには、転職サイトでプロの力を借りるのが最適の方法です。良い転職サイトとは、転職案件の紹介だけでなく各種サービスによって、転職成功へ導くフィールドを提供してくれるのです。

しかし看護師向けの転職サイトは、今や乱立状態です。最近のホームページは、見た目は整っていても中身がスカスカというケースがあり、ぱっと見では判断できません。その裏には運営している転職支援会社の傾向や特徴が隠れているのです。

まず、転職サイトで見るべき3つの評価軸をご説明いたします。

 

転職案件数の多さだけでなく条件も重要

分かりやすい指標が転職案件数です。多くの転職サイトでは「〇万件」とアピールしていますが、単純に多いから良いわけではありません。例えば、東京に本社を持つため関東の転職案件は豊富でも、大阪の転職案件は少ないケースもあります。転職案件数だけ多くても、自分の求める転職案件を保有しているかは分かりません。

 

転職支援会社によっては介護職向けの転職支援も行っている関係で、病院だけでなく介護関連施設の求人も多いパターンなどもあります。医療関連専門の転職支援会社の方が、各種施設の求人が集まりやすい傾向です。

そのように、ほとんどの転職支援会社は得意・不得意分野があります。どのような転職案件を保有しているか、バックグラウンドを知ることは転職サイトの特性を判断する基準にもなりえます。希望条件の転職案件数が少ない転職サイトを利用すれば、転職は長引いてしまいます。転職サイトの特性を考えた上で、転職案件数に注目してみることをおすすめします。

 

情報が豊富で特に地域情報に詳しいこと

 

転職サイトは、情報が豊富であることも大切なポイントです。

看護師は専門職ですが、地域、診療科目、施設形態など職場が少し変わるだけで必要とされるスキルは変わります。転職市場・業界の現状を正しく把握するには、看護師ひとりの経験だけではなく転職サイトを運営する転職支援会社の大きなデータベースに頼るべきなのです。

その中でも、地域の情報は大事です。医療は地域に根付いており、働く場所によって医療需給が変わるためです。例えば、東京の都心部は土地代の関係もあり、高齢者向け医療は需要に対して不足しています。その分多摩エリアは高齢者向けの需要を引き受けている現状があるため、介護施設における看護師需要は多摩エリアの方が高いといえます。(参考)日本医師会総合政策研究機構 地域の医療提供体制現状と将来 13.東京都

需給が違うと、給与も地域によって水準がばらつきます。調査によると、神奈川で働く看護師の年間賞与・その他特別給与額は79.7万円ですが東京だと88.2万円と1割以上も違います。隣同士の都道府県であっても待遇差が存在するのです。(参考)厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査

そのように地域情報は転職を進めるために重要ですが、自分ひとりでは正確に知ることができません。自分のイメージが先行している場合、こんなはずではなかったと後悔するパターンも考えられます。

最善の方法で転職を進めるには、現状をしっかり説明してくれた上で、希望に合うような転職を提案できる情報を持つ転職サイトを選ぶべきなのです。

 

エージェントがプロであること

転職サイトを利用する上で、最も重要な点といえます。自分一人で進めるよりもエージェントを活用すべき大きな理由は次の2点です。

1点目は、キャリアの相談ができる点です。漠然と、「忙しいから辞めたい」など不満はあっても、どんな職場が理想かと聞くと明確に答えられない看護師が少なくありません。雑用が多く看護に集中したい、夜勤を減らしたいなど、その人に合った働き方は異なります。

 

お金、やりがい、労働時間、人間関係のバランスに加えて、将来の方向性も転職によって大きく変化する可能性があります。将来にまで寄り添って考えてくれるエージェントであれば、長期的な目線でも後悔しなくて済むのです。ひとりでは分からないことも、客観的なアドバイスをもらうことができます。

 

今後、医師の長時間労働の負担の分担先として看護師への業務移行や、海外観光客の受け入れなど、看護師の仕事の幅は広がると予想されています。従ってキャリアの悩みは複雑化していき、ますます相談の必要性が高まるのです。参考)朝日新聞DIGITAL 医師の業務、看護師へ移行を促進 手術後や麻酔の管理(2018年12月21日09時00分)。(参考)観光庁 訪日外国人旅行者受入可能な医療機関を全国に320ヵ所選定しました~訪日外国人旅行者の安心・安全確保への取組みについて~

2点目は、転職の際の交渉です。

転職の条件が細かい場合、100%合致した転職案件を見つけるのが難しいことがあります。その場合、エージェントに交渉してもらうことで自分の希望条件にしてもらうのです。特に給与は、看護師だけの力でなかなか交渉できません。

看護師は、働ける施設の種類があまり多くないため、給与水準の幅も狭くなりがちなのです。水準の壁を突破するには、プロによる交渉が必要です。給与以外では時短勤務の定時調整など、自分で伝えにくいことをお任せできます。

その他の大きなメリットとして、自分に合った転職条件の提案や面接・書類作成のアドバイスも役立ちます。地域の傾向、業界知識など、経験に基づく有益な情報を聞くだけでも参考になるのです。

転職を成功させるには、単純なマッチングだけではなく、しっかりと看護師に向き合ってくれる経験豊富なエージェントが必要なのです。

 

登録すべき転職サイト3選

 

次に挙げる転職サイト3選は、おすすめ度が高い順にランキングしています。

いずれもレベルが高く、複数登録して同時利用すればさらに安心して転職を進められます。

 

1位「看護のお仕事」はエージェント・求人数ともに大きな強み

 

・運営サイト:看護のお仕事

https://kango-oshigoto.jp/

・運営会社:レバレジーズメディカルケア株式会社

・設立年:2017年10月6日

・代表取締役:岩槻知秀

・所在地:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21番1号(本社)

他、大阪支店、福岡支店、さいたま支店、立川支店、船橋支店、札幌支店、渋谷第二支店、広島支店、横浜支店、名古屋支店、京都営業所

・本社所在地:東京都渋谷区

・資本金:6,000万円

運営会社のレバレジーズメディカルケアはレバレジーズの子会社です。レバレジーズといえばITを通したキャリア支援の有名会社です。

元々、レバレジーズによって2009年に「看護のお仕事」は開始されました。子会社のレバレジーズメディカルケアを設立後、2018年11月1日から運営が変わったのです。専門会社になったため専門性も増しました。レバレジーズメディカルケアでは、他に介護向け転職サイト「きらケア」も運営しています。

レバレジーズメディカルケア自体はまだ新しいものの、親会社のレバレジーズのリソースを活用しています。支社・営業所も多く、本社の他に大阪支店、福岡支店、さいたま支店、立川支店、船橋支店、札幌支店、渋谷第二支店、広島支店、横浜支店、名古屋支店、京都営業所の計12か所でほぼ全国対応しています。(2018年10月現在)

サービス満足度、アドバイザーの対応満足度、友達に勧めたいランキングでどれもNo.1を取っているのも特長です。(2013年ネオマーケティング調べ)ナビゲーターとして女優の杏さんを起用しており、話題性もさることながらも信頼性も高い転職サイトなのです。

「看護のお仕事」の最大のポイントはひとりひとりに専任のエージェントがつくことです。

サイト内に顔写真付きのエージェント紹介ページがあり、人柄の見えるコメントがついています。なお、エージェントには男性もいますが、希望すれば女性に変えることも可能です。

融通がきくだけでなく、エージェントに不満がある場合に別途連絡できるお客様サポート窓口があるのも好印象です。

サイト内の随所に「働く前に、どんな職場かよく分かる」というキャッチフレーズが出ています。

月間利用者数20万人突破しているため、元々多くの情報を持っています。加えて、エージェントによる人的なサポートを重要視しており、分からない情報はエージェントが調べてくれるのです。条件交渉も、もちろん可能です。

「看護のお仕事」は、もうひとつのキャッチフレーズである「ここにしかない職場情報」が充分に期待できます。

保有する転職案件数も120,407件とトップレベルですが、サイト自体が見やすいので条件指定が簡単です。一般的に転職案件が少ないといわれる沖縄だけでも1,011件と豊富です。(2019年2月時点)病院等とのリアルなつながりとITの強みを上手く融合させていることが伺えます。

デメリットを挙げるとすれば、一番需要が大きいボリュームゾーンに注力している点です。ベテランの看護師や細かいこだわりがある場合は、他の転職サイトも登録しておくとさらに安心です。

「看護のお仕事」はエージェントに強みがあるのが最大のポイントですが、転職案件数、情報量でも充分満足いく水準です。サイトも使いやすいので、メインで使う転職サイトとして、まず「看護のお仕事」に登録することをおすすめします。

 

2位「ナースではたらこ」は女性特有の悩みにも好対応

 

・運営サイト:ナースではたらこ

https://iryo-de-hatarako.net/

・運営会社:ディップ株式会社

・設立年:1997年3月

・代表取締役:石津勝

・所在地:〒106-6231 東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー31F(本社)

他、北海道・東北地方2オフィス、関東地方18オフィス、東海地方4オフィス、関西地方6オフィス、九州・沖縄地方2オフィス

・電話:03-5114-1177(代表)/03-5114-1182(FAX)

・本社所在地:東京都港区

・資本金:1,085万円

「ナースではたらこ」を運営するディップ株式会社は、他に「バイトルドットコム」、「はたらこねっと」など有名な一般向け転職サイトを運営しています。また、東証一部に上場しており、全国に33拠点もあるので規模が大きいのです。

「ナースではたらこ」は女優の上戸彩さんが広告塔としてTVCMを放映していました。過去にはフリーアナウンサーの木佐彩子さんを起用しています。

2009年9月に「ナースではたらこ」を開始して以来、2015年3月には職業紹介優良事業者の第1期事業者に認定され、ユーザー満足度No.1にも選ばれました。(2015年楽天リサーチしらべ)

話題性だけではなく会社としての実績も積み上げている点が、「ナースではたらこ」のメリットにもつながっています。

「ナースではたらこ」の強みは、女性に優しいところです。

運営しているディップ社は女性社員比率47.5%と高く、産休育休取得率100%で、元々女性の活躍に対して理解と知識が豊富です。看護師は女性が多く、産休・育休のタイミングで離職してもその後の復帰が難しいといわれています。家庭とキャリアの両立の悩みも根強いのです。

「ナースではたらこ」のエージェントは、そのような悩みに寄り添い、不安を解消して転職を進めるのが得意なのです。

転職案件数も91,981件と高水準です。(2019年2月時点)もし希望の病院が転職案件を出していない場合でも、エージェントからその職場へ求人状況や条件を問い合わせる「逆指名」も可能です。

ディップ社は、一般向けのキャリア支援でも「バイトル」がGomez「アルバイト情報サイトランキング」で総合評価1位(2015年8月)を度々獲得しており、転職のサポートそのもののレベルが高いのです。

しかしながら、ディップ社は元々、医療・介護業界の専門会社ではありません。キャリア支援の柔軟性が高いので求人マッチングには優れていますが、看護師特有の細かい業務上の悩みなどは理解しきれない可能性があります。

そのため、すでに転職の目的が決まっているが手間なく進めたい方や看護師主体で転職を進めたい方に向いています。

なお、ディップ社の2018年2月決算における「ナースではたらこ」売上高は全体の5.2%しかありません。売上金額も2016年2月期をピークに減ってきているので、今後は勢いが弱くなる可能性があります。

 

3位「マイナビ看護師」は若い転職初心者にぴったり

 

・運営サイト:マイナビ看護師

https://kango.mynavi.jp/

・運営会社:株式会社マイナビ

・設立年:1973年8月15日

・代表取締役:中川信行

・所在地:〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1丁目1番1号パレスサイドビル(本社)

他、北海道・東北地方11拠点、関東地方25拠点、中部地方14拠点、関西地方7拠点、中国・四国地方6拠点、九州・沖縄地方9拠点、海外1拠点

・電話:03-6267-4000(代表)

・メールアドレス:daihyh_1@mynavi.jp

・資本金:21億210万円

 

マイナビといえば、キャリア支援のリーディング会社として有名です。イメージキャラクターに女優の波瑠さんを起用しており、「マイナビ看護師」のサイト名自体も認知度がとても高いのです。

「マイナビ看護師」の相談会場は東京、さいたま、横浜、千葉、柏、群馬、札幌、仙台、静岡、名古屋、金沢、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡、鹿児島の18か所です。多くのエージェントが顔写真をサイト内に掲載しており、規模感はさすが大手といえます。

さらに、マイナビはメディア事業もあるため、「マイナビ看護師」でも最新情報を広範囲で網羅しています。サイト内コンテンツの「転職お役立ちガイド」は更新が多く、一読の価値があります。

個別にピックアップした病院にインタビュー取材する「看護師の職場カルテ」シリーズも、自分が働くところをイメージしやすいコンテンツです。

転職案件にも研修制度やエージェントによる説明レポートが書かれているため、転職初心者の看護師にも大変心強いのです。情報量に関して、「マイナビ看護師」は随一ともいえます。

転職案件数は31,553件と、他のサイトと比べてしまうと規模の割には少なめとなります。しかしながら、地方都市でもしっかりと転職案件が集まっています。全国の主要都市部で働きたいと考える方にとってはあまりネックになりません。

また、「マイナビ看護師」のエージェントの特徴として比較的若い方が多いです。マイナビ自体の平均年齢が29.4歳です。(2018年3月時点)そのため、20代・30代前半の若い看護師からすると親しみやすく、同じ視点で転職を進められる利点があります。

逆にベテランの方の悩みに対するアドバイスが、いまひとつ弱いと考えられます。

「マイナビ看護師」は広範囲の情報量に強みがあり、基本的なキャリア支援情報にも優れています。転職初心者の看護師が、面接や書類作成のアドバイスを受けながら転職を進めるのにぴったりです。

会社全体の規模を活かした地理的情報も豊富なので、Uターン・Iターンを検討している方にもおすすめです。

 

まとめ

 

登録すべき看護師向け転職サイトは、次の3つです。

 

✓ 【1位 看護のお仕事】

⇒エージェントのサポートが充実しており、おすすめ。転職案件数はトップクラスで地方でも豊富。

 

✓ 【2位 ナースではたらこ】

⇒転職マッチングの柔軟性に◎。女性特有の悩みにも対応。看護師主体の転職向き。

 

✓ 【3位 マイナビ看護師】

⇒広範囲の情報を網羅。若い方や転職初心者向き。Iターン・Uターンの情報収集も。

 

看護師は専門職のため、一般的な転職とは異なるポイントがあります。全体的に忙しい職業のため、不満があって転職に踏み切れず、ずるずる続けてしまう看護師が少なくありません。

しかし、的確なサポートを受けることで、イメージしているよりもスムーズに希望の転職を叶えることができます。

検討段階の情報収集であっても、プロの力を借りるのが一番の近道です。現状に悩みがある看護師は、早めに相談してみることをおすすめします。

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