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総合診療科ナース【看護師の求人・転職速報】

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「正しい診断」から「適切な治療」へ迅速につなぐとともに、医療費抑制にも貢献!「総合診療科ナース」にも期待大!

現在のところ、医療法で広告が可能と定められている診療科(標榜科)の数は38もあります。
それだけ現代医療が高度化・複雑化しているということなのでしょう。
でも、細分化されすぎた医療提供体制には問題もあるようで、それを解決する一つの方策として期待されるのが「総合診療科」の導入・普及なのです。

●「正しい診断」までの遠い道のり
診療科が細分化されすぎることで起こる問題とは何でしょうか。
例えば、患者さんの立場からすれば、何らかの症状が生じて病院にかかろうと考えた場合、どの診療科を受診していいのか判断できないということになりかねません。
マッチしない診療科にかかった場合、正しい診断が受けられないこともあります。
結果として難病や希少疾患であることが分かった患者さんのなかには、10年以上も各地の病院(診療科)を巡ることになったという方もいるそうです。
これでは適切な治療開始が遅れるばかりか、検査が繰り返されるなどして医療費も嵩むことになります。

また、医療提供者側の問題としては、特に医師の場合に顕著ですが、専門によるタコツボ化・縦割り医療化が進むという弊害が挙げられます。
「自分の専門分野以外は診療できないし、興味もない」という医師が増えると、やはり正しい診断を受けられやすい環境は遠のくことになるでしょう。

●総合診療科は専門医療へのゲートウェイ
対象を特定の臓器や疾患に限らず幅広い患者さんを診る総合診療科は、こうした問題に対応するカギとなるかもしれません。
総合診療科の主な機能は、患者さんの主訴や検査結果などから正しい診断を付け、専門的治療が必要な場合は該当する専門科へ橋渡しすることです。
いわば専門医療へのゲートウェイなのです。
結果として無駄な医療費を抑制することになり、国家財政にも寄与します。こうしたメリットに注目した厚生労働省は、標榜科としての「総合科」と専門医制度を創設する方針を打ち出しています。

すでにアメリカやイギリスではジェネラル・プラクティショナー(GP)と呼ばれる総合診療医が一般的になっており、ここで診察を受けずに安易に専門医にかかるのは難しいというシステムが導入されています。もっとも、日本の医療の原則となっている「フリーアクセス」とは相反するだけに、国内導入へは議論が必要でしょう。

総合診療科を擁する病院は着実に増えていますが、さらに一般化すれば、そこで働く看護師さんにもスポットが当たるようになるはずです。
領域横断的な知識およびケアやアセスメントの能力に加え、専門科との調整能力も求められます。まさにジェネラリストとしての活躍が期待されているのです。

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